株主の皆さまへ
当社グループは、超高齢化社会を迎えようとする我が国において、1992年に「医療」「保健」「介護」の3分野に特化した企業としてスタートいたしました。設立以来、S.H.I.P.のグループ理念を基に、業界のイノベーターとして新しい視点、より効率的な事業構造、病院を中心とする医療機関への総合的サポートを実現し、業容を拡大してまいりました。その結果、2005年2月には東京証券取引所市場第二部に上場、2007年3月に市場第一部銘柄に指定されました。そして、この度2009年10月1日に、より強固かつ連携のとれたグループ経営を目指し、持株会社体制へと移行しました。この急速な成長は、株主の皆さまをはじめ関係各位のご支援によるものと、心より感謝申し上げます。
さて、現状における当社グループを取り巻く環境につきましては、グループ事業が深く関係する病院業界において、2006年4月の大幅な診療報酬のマイナス改定と、医師臨床研修制度改革等による医師・看護師不足が深刻化したことなどに加え、米国サブプライムローン問題に端を発した景気後退の中で、病院経営が一層厳しくなっております。この結果、病院との事業を展開する当社グループにおいても、価格引下げ圧力などの影響が見られます。しかしながら、当社グループのビジネスモデルは、元来、イノベーター的特質を持ち、出来高主義の経営からコスト管理型経営への移行、分野別の個々の取引から効率的な総合取引など、新しい病院経営が強く求められる状況こそ、真価を発揮し成長をもたらします。現状における厳しい環境の中にある病院経営は、当社グループの持つ様々な特長と総合サポートの価値を高め、新たなビジネスチャンスにつながる好機と捉え、より積極的な事業拡大を目指してまいります。
当社グループは、病院とのパートナーシップのもと、総合的に病院経営・運営をサポートし、クライアントの求める最高のバリューチェーンの構築を目指してまいります。
医療機関と事業の関係から見たビジネスモデル





