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株主の皆さまへ

グループ理念の実現に向けて、
『進化』と『成長』はとまらない

代表取締役会長 古川國久
代表取締役会長 古川國久
代表取締役社長 大橋太
代表取締役社長 大橋太

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。当社グループは、最終年度を2024年度とする3か年の中期経営計画『SHIP VISION 2024』を推し進めております。2期目となる当期(2024年3月期)は、高付加価値型の事業運営を通じて、『進化』と『成長』を着実に進めてまいります。

当上半期の連結業績について

25期連続の増収に向け、当上半期は2桁の増収増益

トータルパックプロデュース事業では、病院の新築、建て替え等のプロジェクト案件の順調な推移に加え、2022年7月にグループ入りしたキングラングループの業績が期初より寄与したことや、リニューアル案件等の一部が前倒し計上され、順調に推移しました。また、メディカルサプライ事業、ライフケア事業、調剤薬局事業も計画達成に向けて堅調に推移しました。
これらの結果、当上半期の連結業績は、売上高が前年同期比12.6%増の2,967億円、営業利益が同15.9%増の92億円、経常利益が同34.9%増の101億円と、引き続き増収増益基調を継続しております。
一方、ミャンマー連邦共和国内の当社連結子会社2社においては、軍事クーデターに端を発する多様な影響が重なり、外貨建ての回収や仕入が困難な事態となりつつあり、今後もこうした状況が継続する情勢であることから、当初想定していた超過収益力を見込めなくなったと判断し、のれんの全額相当である約26億円を特別損失として減損処理しました。その結果、当上半期の最終利益(親会社株主に帰属する四半期純利益)は前年同期比11.0%減の36億円となりました。海外事業にはこうした地政学的リスクが常に存在しますが、グループ理念「SHIP」のもとグループミッション「生命を守る人の環境づくり」を追求し、引き続き医療環境全体の発展に貢献していく方針です。
なお、通期業績については、ミャンマー事業の影響を受けるものの、4事業の堅調な推移を背景に、25期連続の増収達成に向け、グループを挙げて収益の最大化に取り組んでまいります。

業績結果

(単位:百万円) 2022/9
(前第2四半期)
2023/9
(当第2四半期)
増減率
売上高 263,520 296,771 + 12.6%
営業利益 7,971 9,238 + 15.9%
経常利益 7,498 10,116 + 34.9%
親会社株主に帰属する四半期純利益 4,143 3,686 △ 11.0%

中期経営計画の進捗について

地域医療に新たなバリューを創出する挑戦が着実に進展

中期経営計画の達成に向けて、策定当初に掲げた4つの重要施策「コア事業の更なる高成長」、「積極的なバリューの拡大」、「機能強化戦略」、「サステナビリティに対する取組み」を複合的に推し進め、順調に進捗しております。具体的には、グループ全体の多様なノウハウを活かした「コンサルティング力」と「プロデュース力」を起点に、地域医療への高品質かつ幅広いバリュー提供の輪が着実な広がりを見せております。
トータルパックプロデュース事業におけるプロジェクト案件では、2病院を統合した地域基幹病院「川西市立総合医療センター」(2022年9月移転・開院)、長岡駅前の市街地再開発事業として「医療からまちづくりに貢献」することを目指した大型総合クリニック「エールホームクリニック長岡」(2023年10月開院)などの特徴的な案件を受託しました。これらは官民が連携した事例であり、「日本の地域医療を、もっと強く。」をコンセプトに今後もこのような地域連携を更に支援してまいります。また、Well-being推進事業として、「子どもの環境と未来を守る」ことを旗頭に、吹田市が管轄する小学校・中学校・幼稚園・保育園等合計84施設に関する包括管理業務を受託しました(契約期間は2023年10月~2028年3月の約5年間)。
メディカルサプライ事業では、特に、「医療DXへの取り組み強化」に注力しております。我が国の医療分野でも今、政府が新設した「医療DX推進本部」主導のもとサービスの効率化や質の向上に向けたDX化が推し進められています。こうした動きを先取りしながら、当社グループでは、SPDデータの見える化や、産官学連携による未来の医療サービス基盤創造に向けた取り組みを通じて、病院様の経営・運営改善の支援を行ってまいります。
地域医療に新たなバリューを創出する挑戦の先に、確かな社会貢献と企業価値向上の両立があり、その歩みは長期目標「連結売上高1兆円」へと確実に繋がっています。
株主の皆様には、今後とも変わらぬご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

中期経営計画「SHIP VISION 2024」計画のフレームと目標数値

拡大するヘルスケアニーズに応えながら、高付加価値型の事業運営を推進

SHIP VISION 2024(2025年3月期計画)