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トピックス

企業活動を通じた社会との共通価値の創造

新たに「環境・感染・防災」を対象とした第6セグメントを企画

 当社グループは、「生命を守る人の環境づくり」をミッションに掲げ、5つの事業セグメントを通じてその実践に取り組んでおります。こうした中、新型コロナウイルス感染症の流行を契機に、当社グループが事業を営む分野においても取り組むべき社会課題が浮き彫りになり、グループが掲げるミッションからも、この課題解決に尽力すべく第6のセグメントの構築を企画いたしました。同セグメントは「環境・感染・防災」(KKB)を主軸に、良好な環境づくり、感染・防災対策の医療機器・器材、防災備蓄品、サービスの提供を行ってまいります。
 当社グループは、このような活動を通して社会の持続可能性に貢献していくとともに、グループの長期的成長を目指してまいります。

SDGsへの取り組み

 当社グループは、社会的使命の実践に当たり、SDGsへの貢献も進めております。グループの理念でもある「パートナーシップ」(SDGs目標17)を基本姿勢に、ヘルスケア業界のリーディングカンパニーとしてSDGs目標3「全ての人に健康と福祉を」を中核目標として大きく貢献してまいります。

当社におけるSDGsの位置付け

当社におけるSDGsの位置付け

新型コロナウイルス感染対策で需要急拡大

低濃度オゾン発生装置「エアネス」のラインアップを拡充

 新型コロナウイルス感染症の脅威が続く中、医療施設などに限らず身の回り空間の除菌やウイルス除去への要望が高まっております。「エアネス」が発する「オゾン」という物質は、インフルエンザウイルスの不活性化などに効果があるとされていますが、新型コロナウイルスの不活性化への効果に対しても、大学・専門機関より研究結果が発表され、注目されています。当社グループでは、この「エアネス」のラインアップを強化し、社会課題への貢献を目指してまいります。

低濃度オゾン発生装置「エアネス」のラインアップを拡充

エアネス専用サイト

国産・高機能「SHIPマスク」の販売を開始

感染症対策として必要な医療消耗品を安定供給

 新型コロナウイルス感染症の蔓延によりマスク不足が起こる中、医療機関等へのマスクを始めとする医療消耗品の安定供給は、当社グループの使命であります。この使命を果たすべくOEM生産による「SHIPマスク」の供給・販売を実施しております。生産は、衛生用品製造機械のトップメーカーに委託し、多くの特長を備えた高機能マスクとなっております。当社グループは、今後も供給の安定化を図るための取り組みを強化してまいります。

▼医療現場で活躍する国産、高機能マスク

医療現場で活躍する国産、高機能マスク

軽量で組み立てが簡単な段ボール隔離部屋の提供

感染拡大防止に向けて医療機関のニーズに応える

 新型コロナウイルス感染症の流行を契機に、医療機関おける院内感染の防止と的確な治療の実践が急務となっております。株式会社セントラルユニでは、この課題を解決するために軽量で組み立てやすい特殊ダンボールを使用し、陰圧環境下で患者の遠隔モニタリング、機器類の遠隔操作を可能とし、屋内、屋外を問わず設置できる隔離部屋の開発を他企業・大学と共同で進め、2021年春までに製品化を目指しております。この取り組みは、日本医療研究開発機構の令和2年度「ウイルス等感染症対策技術開発事業」に採択され、感染症対策として期待されております。

▼外来・病棟ケアユニット

外来・病棟ケアユニット

▼段ボール院内隔離部屋の特徴

段ボール院内隔離部屋の特徴

大阪ソリューションセンターが2021年春より正式稼働

医療物流を革新し、MSP事業の競争力強化を推進

 医療業界のサプライチェーンに革新をもたらす大阪ソリューションセンターが、年内に竣工式を執り行い、2021年6月より本格稼働を予定しております。同センターは、電波を用いてデータを読み取るRFIDを活用したオート機能推進倉庫として、医療材料供給工程の効率化と管理精度向上を実現いたします。また、当社グループにおいては、同センターの稼働に併せ、MSP事業の主力であるグリーンホスピタルサプライ株式会社、小西医療器株式会社、セイコーメディカル株式会社の3社を皮切りに商品マスターの統一を含めた物流管理の効率化を図っており、他社との差別化とともに収益力の向上を図ってまいります。今後、関西圏の医療機関より導入を進め、安定的運用を図る中で、更なるMSP事業の拡張を目指してまいります。

▼大阪ソリューションセンター外観

大阪ソリューションセンター外観

▼今後のスケジュール

今後のスケジュール

大阪重粒子線センターの治療件数が増加

重粒子線治療の保険適用を受け、啓蒙・周知活動を強化

 2018年4月に前立腺がんや頭頸部がんなどを対象に公的医療保険の適用が拡大したことに伴い、より多くのがん患者の皆様に、切らずに、痛みもなく、高齢者にもやさしい、重粒子線がん治療を受けていただく機会が増加しました。特に大阪重粒子センターは、交通の便も良い都心部に所在し、日常生活を送りながら日帰りでの治療を受けられる利便性の高い施設であり、開設以来2020年9月末時点で911人の方が治療を受けられ、がんを克服されております。
 昨今の状況の中、大阪重粒子線センターを運営しております公益財団法人では、安心・安全な重粒子線治療を公益に資すべく安定して運営が行えますよう、寄附金の募集を行っております。同公益財団法人の目的・事業活動にご理解とご賛同をいただき、寄附をお寄せくださいますよう心よりお願い申し上げます。

▼大阪重粒子線センター外観

大阪重粒子線センター外観

▼お問い合わせ先

お問い合わせ先

2021年春のグランドオープンを目指し準備を再開

パンデミックの影響を受けたものの、最終工事が進行

 日系企業として初となる、海外での病院建設・運営を行うバングラデシュでの病院運営事業は、新型コロナウイルスによるパンデミックにより、一時期工事停止となっておりましたが、8月より工事を再開し、現在は工事の最終段階に入っております。この間、バングラデシュ政府よりコロナウイルス感染患者の受け入れを要請され、コロナ専門病院として、これまでに約350名の治療に当たってきました。10月以降は、このコロナ専門病棟を確保しながら、一般診療を再開し、2021年春頃のグランドオープンに向けて準備を進めております。本プロジェクトの開始時点では、新型コロナウイルス感染症の発生は想定しておりませんでした が、この経験をノウハウに変え、当社事業の輪郭をさらに広げてまいります。

▼外来棟外観

外来棟外観

▼院内風景

院内風景

配当性向30%以上の確保と併せ、自己株式取得を継続

 当社は、株主還元強化策のひとつとして中期経営計画に基づき、3ヵ年で合計60億円を目標に自己株式を取得しております。本年度は9月末時点で約10億円の取得を完了し、2021年3月までに残り10億円分を取得してまいります。

▼自己株式取得状況

自己株式取得状況

2023年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の転換価額の調整

 2018年12月に発行いたしました「2023年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債」につき、第28期(2020年3月期)定時株主総会において、2020年3月期の年間配当が1株につき75円と決定されたことに伴い、同社債の転換価額調整条項に従い、当該転換価額を調整いたしました。

▼転換価額の調整

転換価額の調整

資金需要に機動的な対応を可能にするため、200億円を上限とする社債発行登録を提出

 業界環境が激動する中、財務基盤の一層の安定を図り、積極的な投資を可能とするために、機動的な有価証券の募集・売り出しを可能とする「発行登録制度」を利用し、上限200億円の社債発行登録を2020年9月に関東財務局に提出いたしました。

▼発行登録の概要

発行登録の概要

「ガンバ大阪」の感染症拡大防止に貢献

パートナーデーでのコロナ対策に協力

 当社がダイヤモンドパートナーを務めるガンバ大阪の「シップヘルスケアパートナーデー(8月29日)」において、新型コロナウイルス感染症拡大防止に協力いたしました。VIPエリアの受付スペースにおいて、顔認証付き検温器「クイックハイジーンターミナル」を設置しスムーズな入場を可能にするとともに、VIPルーム内に、低濃度オゾン発生装置「エアネス」を設置し、コロナ対策に取り組みました。当社グループは、このような活動を通じ、グループ理念に基づく社会への貢献を進めてまいります。

▼ガンバ大阪公式YouTubeにて取り組みを紹介

ガンバ大阪公式YouTubeにて取り組みを紹介

▼(左)VIPラウンジ(右)VIP受付のクイックハイジーンターミナル

(左)VIPラウンジ(右)VIP受付のクイックハイジーンターミナル