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トピックス

バングラデシュ 病院建設・運営プロジェクトが順調に進捗

国際協力機構(JICA)との出資契約を締結

 当社グループがバングラデシュで進めている、病院建設・運営プロジェクトが順調に進捗しております。本プロジェクトは、民間セクターを活用して医療サービスの向上を目指す同国において、「日本の病院経営のノウハウを活かしつつ、良質な医療サービスを良心的な価格でバングラデシュの人々に提供する」ことを理念としております。現在、2020年のグランドオープンに向けて病院建設が進んでおりますが、本プロジェクトのより確実な成功に向けて、海外支援の豊富な経験とノウハウを有するJICAとの連携を図るべく、2018年7月に出資契約を締結いたしました。
 本事業は、海外に日本の医療拠点を2020年までに20か所創設することを目指す日本政府の未来投資戦略(2017年)にも寄与するものです。当社グループは、このバングラデシュプロジェクトをモデルに、日本式の良質な医療施設運営ノウハウを広く新興国に導入していくことで、海外市場の開拓を進めてまいります。

署名式の様子(2018年7月3日)
署名式の様子(2018年7月3日)
建設現場風景
建設現場風景

大阪重粒子線センター 治療開始

多くのTV番組が報道し、関心の高さが現れる

 2018年3月1日より外来診療を始めた「大阪重粒子線センター」が、この10月16日から治療を開始いたしました。当施設は、放射線治療の最先端設備を備える中で、切らないがん治療への関心は非常に高く、報道機関からの取材も多く受けております。10月末時点で145人の予約があり、治療開始後1か月で12人の治療を完了しております。また、限局性前立腺癌、頭頸部癌の一部、切除不能な骨軟部腫瘍が保険適用となっており、2018年12月より保険診療を開始する予定です。
 当センターの治療の特長は、なんといっても「切らずに、痛みもなく、高齢者にもやさしい治療」です。治療後に直ぐ、会社に出社したり、買い物に行ったりすることが可能です。実際、ある患者さんはスーツ姿で来られ、治療後、会社に向かわれました。
 当社グループは、このように患者目線での医療サービスの提供支援を通じ、社会に貢献してまいります。

外来受診・治療に関するお問い合わせ先

 大阪重粒子線センター
 住所:〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前3-1-10
 TEL:06-6947-3210
 FAX:06-6947-3211
 H P:https://www.osaka-himak.or.jp/

治療室
治療室
オペレーションセンター
オペレーションセンター

未来型材料管理システム PrecisionID 稼働

手術材料管理をよりスマートにし、SPDの付加価値に貢献

 当社グループは、メディカルサプライ事業として、医療施設に対して診療材料・医療用消耗品を管理・提供しております。近年は、病院外に設置された当社グループの物流センターで物品の効率的な管理を行う院外SPDシステムが主流になってきております。このような中で、病院経営の厳しさや医療従事者の人手不足・労働環境改善に対応する、コスト削減・省力化がSPDに求められております。当社グループの小西医療器株式会社は、この要請に応え、手術材料分野においてRFID※を活用した新しい管理システム「PrecisionID」を稼働させました。同システムは、非接触型の無線通信を活用することで、大幅に作業効率を高めると同時に、データによる見える化を可能にしております。当社グループは、ICT技術を取り入れながら医療サービスに求められる安全と効率化をこれからも積極的に進めてまいります。

▼「PrecisionID」の特長

「PrecisionID」の特長

※ RFID(radio frequency identifier)とは、ID情報を埋め込んだRFタグから、近距離の無線通信によって情報をやりとりするもの、および技術全般を指します。

▼手術材料管理システム

「PrecisionID」の特長

ハローキティとのコラボレーションによるイメージ戦略を展開

「ウエルハウス千里中央」でキャラクターが登場

 ライフケアグループは、介護施設・サービスのイメージアップと人材の確保・育成に向けて、株式会社サンリオとライセンス契約を締結し、イメージ戦略を展開しております。この具体的取り組みとして、グリーンライフ株式会社が運営する「ウエルハウス千里中央」でキャラクター展開が始まりました。施設内では様々なスペースにハローキティが登場すると同時に、インスタ映えするような撮影場所も設けております。また、ホームページや送迎車にもキャラクターを活用し、施設にとどまらずサービス全体のイメージアップを図っております。施設ご利用者やそのご家族の方にも大変評判がよく、皆さまの話題にもなっております。また、スタッフにも好評で、働きがいある魅力的な職場づくりにも貢献しております。
 当社グループは、このモデルケースを基に、ハローキティの他施設への展開を進め、ライフケア事業のブランド力を高めてまいります。

メーカー系で新たな動きが始まる

BtoC製品への技術協力、製品の開発を推進

 当社グループのメーカー系企業は、医療用として培ってまいりました高い技術力をもとに、一般消費者向けに様々な活動を行っています。医療照明で業界屈指の実力を持つ山田医療照明株式会社は、新しい家電のあり方を追求するバルミューダ株式会社の新製品 子供向けデスクライトの開発に技術協力し、手術灯のテクノロジーを活かした技術が活用されています。
 また、医療・福祉機器の老舗メーカーである酒井医療株式会社は、1つのプローブで治療部位の浅部・深部・広範囲に超音波 を発信でき、加えて低出力パルス発信が可能な超音波治療器「フィジオソノ」を発売し、好調に推移しております。
 当社グループは、このような動きの中で、メーカー系の事業拡大を目指してまいります。

自己株式取得を実施

計画を一部前倒し、約30億円の自社株買いを実施

 2018年度よりスタートいたしました中期経営計画「SHIP VISION 2020」では、重要施策の一つに株主還元の強化を定めており、「配当性向30%以上の確保」「機動的な自社株買い」を具体的施策として掲げておりました。この内、自社株買いにつきましては、同計画で年間20億円を上限に3か年(中期経営計画期間)に亘り実施する予定でしたが、2018年5月11日の取締役会の決議に基づき、計画を一部前倒して当上期に約30億円の自己株式取得を実施いたしました。
 当社グループは、上記の株主還元強化策を進めると同時に、長期目標である連結売上高1兆円の達成を目指し、企業価値の向上に努めてまいります。

▼取得の内容

取得の内容

(注)平成30年9月30日時点の自己株式の保有状況
  発行済株式総数(自己株式を除く):49,864,811株、自己株式数:969,889株