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国内の病院実績

国内で年間30~40件の医療プロジェクトを完成させています。

今、国内病院数は8,000弱と言われ、1980年代に約3,000施設が建設されています。現在そのほとんどが、耐用年数を越えたため、耐震性も踏まえて建替の時期を迎えています。そうした時代背景の中、シップヘルスケアグループでは、通年200~300件の医療プロジェクトに関与し、1案件約3~5年の歳月をかけ、年間で30~40件の医療プロジェクトを国内各地で作り上げています。

シップヘルスケアグループで手掛けた、病院の新築・移転、リモデルの一例と、最新のがん治療施設、自社医療プロジェクトなどを紹介します。

三重県 伊勢赤十字病院

三重県 伊勢赤十字病院

三重県 伊勢赤十字病院

三重県 伊勢赤十字病院
住所 三重県伊勢市船江1-471-2
病床数 655床
設計 日本設計
設計協力・施工 竹中工務店
2009年10月1日 新病院起工式
2012年1月1日 病院開院
病院移転新築の検討経緯について
施設面で病棟を中心に老朽化・狭隘化が著しく、患者様の療養環境の低下や職員の就労環境、作業効率の低下が問題となり、また災害時医療救護拠点としての耐震化も急務となり、現地建替えを検討されましたが、効率的機能配置には問題点が予想以上に大きく、移転新築の方向で検討。その後、伊勢市内旧東洋紡績工場跡地を移転地とし2009年10月起工、2012年1月病院開院。
新病院の概要
病棟階中央には「オープンカンファレンス」と呼ぶ3層吹抜けのスタッフ専用のエリアを設け、特徴的な中庭を設え、セキュリティシステムによる患者ゾーンとスタッフゾーンの分離により、オンとオフの切り替えが容易に。急性期医療機能を拡充し、屋上へリポートでのドクターヘリ導入により、遠隔地からの救急患者の受け入れを可能とし、緩和ケア病棟も新設し、がん診療の充実をはかられました。

福岡県 小倉記念病院

三重県 伊勢赤十字病院

三重県 伊勢赤十字病院

三重県 伊勢赤十字病院
住所 福岡県北九州市小倉北区浅野3-2-1
病床数 658床
設計 日建設計
施工 清水建設
2008年10月13日 新病院起工式
2010年10月 病院竣工
2010年12月 病院開院
病院移転新築の検討経緯について
小倉駅新幹線口(北口)西地区の大規模遊休地に小倉記念病院が新築移転し、2012年12月に開院。総合病棟(地上13階建)と心臓カテーテル治療の国内最高峰の心臓血管病センター(地上10階建)からなり、高濃度治療領域全般に、最新の手術室や各種医療機器を導入。
病院の延床面積は今までの約3倍となり、患者様のプライバシーが確保できる個室は一般病床の50%(278室)が個室。正面玄関にはシンボルツリーの大きな楠があり、総合病棟13階には、ながめのよい展望レストランも開設、病院を囲む緑の空間が、人々の気持ちも和らげる新病院となりました。

佐賀県 九州国際重粒子線がん治療センター

佐賀県 九州国際重粒子線がん治療センター

佐賀県 九州国際重粒子線がん治療センター

住所 佐賀県鳥栖市原古賀町415
病床数 無床(重粒子線がん治療施設)
2013年5月 新施設開設
2013年6月 セカンドオピニオン外来・紹介外来開設
新施設の概要
九州国際重粒子線がん治療センター(愛称:サガハイマット・SAGAHIMAT)は、国内初の民間主体の重粒子線治療施設で、治療室Aは水平と斜め45度から、治療室Bは水平と垂直の2方向から照射できる小型化された治療装置を完備。重粒子線治療は痛みが無く、身体への侵襲がほとんどなく、これまでの放射線療法(エックス線・ガンマ線)に比較して、照射回数が半分以下。 患者様は家庭あるいは会社を中心としたQOL(生活の質)を変えることなく、日常生活を送りながら、最先端のがん治療を提供する施設です。

大阪府 大阪重粒子線センター

大阪重粒子線センター

大阪重粒子線センター

大阪重粒子線センター
大阪重粒子線センターロゴ
住所 大阪府大阪市中央区大手前3-1-10
病床数 無床(重粒子線がん治療施設)
2018年3月 外来診療開始
2018年10月 重粒子線治療開始
新施設の概要
当社グループが進めてきました大阪初の重粒子線がん治療施設「大阪重粒子線センター」が2018年3月1日より外来診療を開始、同年10月16日より重粒子線治療を開始しました。
重粒子線治療とは放射線治療の一種で、切らずに、痛みもなく、高齢者にもやさしい治療で、限局性の固形のがん治療に適しています。がん病巣にのみ、大きなエネルギーを与えることができるため、正常組織への副作用が抑えられ、難治性のがんにも効果が期待できます。また、重粒子線は従来の放射線治療に比べて、治療回数・日数が少なくすみますし、仕事や日常生活を続けながら外来での治療も可能です。
設計・工事監理は日建設計、建設と解体撤去を鹿島建設。公益財団法人大阪国際がん治療財団が事業運営し、大阪重粒子線施設管理(株)が建物・装置所有、施設の維持管理を担っています。

大阪府 シップ千里ビル(自社医療プロジェクト実績)

佐賀県 九州国際重粒子線がん治療センター

佐賀県 九州国際重粒子線がん治療センター

住所 大阪府豊中市新千里東町1-4-3
開設 2008年10月
概要 介護付老人ホーム・病院・調剤薬局・健康食レストラン

宮城県 シップ仙台ビル(自社医療プロジェクト実績)

佐賀県 九州国際重粒子線がん治療センター

佐賀県 九州国際重粒子線がん治療センター

住所 宮城県仙台市太白区あすと長町1-3-1
開設 2014年5月
概要 老人ホーム・医療モール・楽リハ・調剤薬局・保育所・訪問介護・訪問看護・ケアプランセンター

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